MOS試験 / マイクロソフトオフィススペシャリスト

MOS試験範囲と勉強方法

マイクロソフトオフィススペシャリスト通称MOS(モス)試験とはエクセルやワード、パワーポイントなどのソフトの利用スキルを証明する資格です。MOS(モス)資格を取得する方の多くは就職や転職に活かしたいと考えています。世界で通じる国際資格ということもあり、パソコンスキルを証明する資格の中でも有名な資格です。他にも自分がどれくらいワードやエクセル、パワーポイントを活用できているのか、もっと効率的にできるようになりたいと考えて取得される方もいらっしゃいます。では実際に試験を受けたいと考えた場合にどのようなステップを踏めばよいのか順を追って解説していきます。

試験範囲

試験範囲はバージョンごとに少しずつ変化していきます。エクセルやワード、パワーポイントのソフトは3年ごとにバージョンアップされていきます。(2022年2月現在受けられる最新バージョンは365&2019です)新しい機能や新しい関数など使用が変わるものもありますので、会社ですでに使っている方は今使っているバージョンが何なのかチェックしてから試験範囲を確認しましょう。

また試験は一般レベルと上級レベルがあります。一般レベルは数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など基本的な操作、上級レベルはピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式の設定、マクロの作成・編集など高度な機能の理解が必要です。

詳しい試験範囲はこちらからご確認ください。
MOS試験範囲

学習方法

範囲が確認できればあとは勉強方法です。基本的には試験範囲を網羅している教材を購入して自宅で勉強する方が多いのではないでしょうか。教材だけで勉強するのは自信がないという方は数多くのパソコンスクールがMOS(モス)対策のコースを用意しているので受講することもできます。教材を購入する場合は、MOS(モス)試験の公式ホームページで紹介されているFOM出版か日経BP社の本がおすすめです。模擬問題も5回収録されているので、実際の試験で行う特殊な操作にも慣れておくことができます。
また、教材を読んでもよくわからないという場合はサカソネットに動画がありますので是非自宅学習でご活用ください。

公式ホームページでの本の購入はこちらからご確認ください。もちろん近くの書店でも同じものをお買い求めいただけます。
試験対策テキスト購入

試験会場を選ぶ

試験会場は全国に数多くあります。受験方法は全国一斉試験と随時試験があります。当スクールでは最寄りの試験会場で受験できる随時試験をお勧めしています。各試験会場が設定した日程でほぼ毎日試験が行われているため、自分で自由に試験日を選ぶことができます。全国一斉試験は毎月1~2回試験実施日が決められており、オンラインや郵送で申し込みができます。
全国一斉試験
随時試験会場

申込みは全国一斉試験の場合、約1か月から1か月半前から申し込み開始となり、随時試験の場合は試験会場ごとに異なります。

試験前の事前準備

忘れがちなのが受験者IDの登録です。登録した受験者IDは他のMOS(モス)試験を受ける際にも使用しますので忘れないようにしておきましょう。尚、事前登録ができない方は試験当日に試験会場で登録となります。その場合は事前に試験会場へ申告が必要です。

受験者ID登録はこちらから

試験当日に持参するもの

  • 受験者IDとパスワード
  • 受験票※随時試験の場合は受験票の発行がない場合があります。
  • 写真付きの身分証明書
  • 学生証※学割申込者のみ

全国一斉試験でお申し込みの場合、受験票は試験日の10日前までに郵送されます。また、身分証明書は運転免許証やパスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード、社員証、学生証などのいずれか1点です。

また、逆に持ち込み禁止のものもあります。携帯電話やスマートフォンなど外部と通信できるもの、メモ用紙や筆記用具など試験内容を複写・記録できるもの、時計、スマートウォッチ、問題集、参考書、飲食物です。会場にロッカーなどがない場合もありますので、試験官の方に確認しましょう。

合格点や認定証について

MOSの合格点は公式に発表はされていませんが、1000点満点で550~850点が目安とされています。科目によって異なりますが、例えばエクセルの一般レベルの場合、日経BP社の模擬問題では1000点中700点以上で合格と設定されています。教材に付属されている模擬問題で8割、9割は確実に取れるように学習しておくとよいでしょう。試験終了後に試験結果レポートが渡されます。その場で点数と合否がすぐわかります。また、合格認定証は6週間以内に郵送されます。すぐに認定証が必要な場合はデジタル認定証があり、Web上で受験当日からすぐに閲覧、印刷が可能です。

デジタル認定証の確認はこちらから

 

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