Security / セキュリティ

インターネットが常に「保護されていない通信」なったときの解決方法

ネットサーフィンをしていて以下のような「保護されていない通信」と表示されるホームページを見たことがないでしょうか?

いまは一般的にホームページ側が「SSL」という暗号化の設定をしているので、あまり見ることがないのですが、かなり昔に作ったホームページだとまだ「SSL」化されていないところがまれにあります。「SSL」化されているのかを確認するには、URLの最初が「http」ではなく「https」になっているか確認します。ネットショッピングしているときや、申し込みフォームなどの個人情報を送信するとき以外の、ただ検索をしているとき、天気予報を見ているときでも、いまでは一般的にSSLになっています。

しかし今回起きたトラブルでは、Chromeを使うと常に「保護されていない通信」になってしまう、というものでした。グーグル検索しても、ヤフーを見ても、お気に入りにあるホームページも見ても、常に「保護されていない通信」になっていました。履歴の削除や、初期化、ウイルスチェックをしても解決しませんでした。

そこでChrome使うのをあきらめ、Firefoxを新たにインストールしたところ、「パソコンの時刻が間違ってます」と表示されました。え。Firefoxさんめちゃくちゃ親切じゃん。

そうです。パソコンの時刻が正しい時刻になっていないと、SSLに対応できないようでした。基本的には最近のパソコンでしたら自動で時刻合わせがされるのですが、昔のパソコンや、内蔵電池がなくなってしまった古いパソコンだと時刻を記憶できず、手動で毎回設定する必要があるものもあるそうです。

どのホームページを見ても「保護されていない通信」になってしまうときは、一度、時刻を確認してみるものいいかもしれません。

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アニ

まさかパソコンの時刻が間違っているとSSLに対応できないとは思わなかったです。レアケースすぎて調べてもわからなかった。

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